御嶽山の麓のまち・飛騨小坂。小坂の滝めぐりを展開するNPO法人飛騨小坂200滝の若手(?)ガイドが情報発信します!

2017年3月25日土曜日

【2017春シーズン】三ツ滝コースの規制状況のお知らせ

陽も長くなり暖かくなったこの季節。

桜の開花のニュースがぼちぼち聞こえてきますが

ここ飛騨小坂はまだまだ梅も咲きません。

それどころか標高の高い濁河エリア(1800m)では

まだまだ雪あります。いや今朝も雪降ってます!
※ビジターセンター(標高600m)付近は積雪はありません。

ということで本日は早朝から今年最後のスノーシューを楽しんできました!

御嶽から日の出スノーシュー

さて、本題。雪はまだまだあるところにはあるけれど、

先週末から がんだて公園はオープンしました!

そして今週、三ツ滝コースもオープン!

ただ工事の関係で一部規制がかかっています。

ということで今回は規制情報を順を追って写真で紹介します!

今回はがんだて公園よりあかがねとよ・からたに滝を目指すルートを想定して案内します。


まずは がんだて公園を出発し三ツ滝遊歩道を進みます。

三ツ滝(3段22m)を右手に見ながら階段を登りつめます。

登り切った場所が旧御嶽登山道と行者橋への分岐。

ここがまず第一のチェックポイント!

写真のように大きく矢印で示されているように

旧御嶽登山道を登り方向に進みます

三ツ滝遊歩道三叉路
旧御嶽登山道は綴ら折れを繰り返し溶岩台地へと登っていきます。

途中凍結箇所もまだ残っているので特に下りは注意が必要ですね。

旧御嶽登山道1合目石標付近の様子
旧御嶽登山道上り詰めたら開放感満点の明るい森、溶岩台地の森へ到着です。

溶岩台地からはずーっと直線。文字通り溶岩流でできた台地は驚くほど真っ平ら。

この溶岩台地の上についたトレイル(旧御嶽登山道)を進むと

途中五反門の下り戸を通過しどんびき平分岐に至ります。
五反門の下り戸(ごたもんのくだりど)
ここで第二のチェックポイント!

どんびき平分岐を右に進んでください!

直進すると根尾の滝(まだ4km以上先)のルートに迷い込みます。要注意!

どんびき平分岐を間違えないように!

どんびき平はきもちの良い森林空間にぽっかり空いた湿原。

初夏にはどんびき(ひきがえる)が産卵のためにこの湿原にあつまることから

どんびき平と呼ばれています。(正式には中崎台湿原)

春には水芭蕉も♪
どんびき平を通り過ぎると次第に谷に向かって下り始めます。

久しぶりに谷川の音が聞こえはじめ、対岸には道路も見えるでしょう。

道を下った先に歩行者専用のしもべり橋が現れます。

そのまま橋を渡りましょう。高所恐怖症の方は少々怖いかも!

しもべり橋(吊り橋ではないです)
ここで第三のチェックポイント!

しもべり橋を渡り切ったら右に曲がります!
からたに滝・あかがねとよへは林道を下流に進みます(谷は右手)

ここにもトラップがあります。林道は上流に続いているのでなんとなく行けちゃいそうな気がしてきます。

現に根尾の滝駐車場の案内も出ています。

しかし根尾の滝まではまだ5kmあるので迷い込まないように注意してください。

そこから下る事5分弱。ようやく目的のあかがねとよ・からたに滝の駐車場へ到着します。

ここでも注意!まだこの時期雪が残っていて大変すべりやすいです!

転倒には十分注意してください。スパイクなど持参すると安心。

怪我をしても道路が通行止めなので救急車が入れません!

2017.3.25現在積雪あります。一部凍っています。
駐車場より慎重に下る事数分。やっと滝に出会えます!

早春の滝はとにかく水の色が神秘的!苦労してここまでたどり着いた方だけご覧いただける光景がそこにはあります。行く価値あり!!

あかがねとよは渇水の時に蒼く美しい滝壺をのぞかせる

からたに滝にはふれることができるくらいに接近できる
帰路は往路の逆順です。来た道を戻るのでチェックポイントは覚えておきましょう。

距離にして約6km、所要時間は3時間はみましょう。

用意(軽食・水分・防寒着・雨具)は万全におでかけくださいね。

工事の完了時期はまたWebページやブログ、FBなどでも情報つかみ次第お知らせしますね!

季節ごとに移り変わる滝や森の表情を味わいましょう、

そのために事前情報の入手で万全の計画と装備でお出かけくださいね!

記:クマ

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