御嶽山の麓のまち・飛騨小坂。小坂の滝めぐりを展開するNPO法人飛騨小坂200滝の若手(?)ガイドが情報発信します!

2017年1月6日金曜日

冬の滝めぐり・現地視察報告”氷もグングン成長中!”

正月も終わりいよいよ冬の滝めぐりオープンに向けて準備が進みます。とはいっても降雪機で雪を降らせるわけにもいかないしクーラーで気温を下げるわけにもいかないので自然に委ねるだけ。こちらができることと言えば現場に足を運び状況を確認することくらい。



今回は濁河エリアの主要な滝の結氷状況や積雪状況を確認するためにガイドだけで冬の滝めぐり♪下界は積雪ゼロ!気温こそようやく真冬らしくなってきたものの天気が良いと見た目は春のよう。しかし濁河は別格でした。ビジターセンターより車で1時間、標高差にして1200m、気温は日中にもかかわらずマイナス5度。風もやや強く吹き寒い~!やっぱ冬はこうじゃないとね!ただ積雪は少なく、深いところでも30cmを切る程度。


出発準備をととのえまずは材木滝へ。積雪が少なく笹薮が埋まっていない。ということで夏道を行くことに。ただ、中途半端な積雪なだけに階段ではスリップするしコンディションは悪い。チェーンスパイクを装着して慎重に下る。標高差にして100m。谷底にたどり着けばそこは材木滝の真正面。材木滝が吹き上げる飛沫はことごとく凍り付き滝壺に散らばる流木にはエビのしっぽが分厚く鎧のように木々を覆っている。河原の石も氷に覆われもっこりしている。積雪が少ないせいか結氷は思いのほか進んでいて、かつ、雪に埋もれていない分美しい。これはこれでありかも。


材木滝すぐ上の翡翠滝もすっきりとしたうすこおりをまとっている。途中、温泉の湧く湯棚田で見つけたオオカメノキ。花芽は大きく膨らみ葉になる部分が開いている。通常もっと遅い3月頃にこんなに開いているものを見かけることはあるけど温泉の熱気のせいかな?


材木滝コースを後にして仙人滝へ。こちらも例に漏れず積雪は少ない。夏道を仙人滝までゆっくり進む。仙人滝の結氷も見事で滝本体が氷に覆われないまでも左右の氷柱はすでに立派に成長していて蒼く美しい。ここからの成長はきっと早いだろう。期待が膨らむ。




今現在の滝の様子はまだまだハイシーズンとは言い切れないコンディションではありましたが来週には首をなが~くして待っていた寒波がようやく到来します!積雪もぐっとまして今よりも良いコンディションになること間違いなし。1月中旬からは冬の滝めぐり期待大!!中旬からは滝めぐり定期ツアーも開催します!開催日以外でも個別開催も可能です。お気軽にご相談くださいね~!

☆冬の滝めぐりラインナップ 
☆予約状況確認 

記 クマ

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