御嶽山の麓のまち・飛騨小坂。小坂の滝めぐりを展開するNPO法人飛騨小坂200滝の若手(?)ガイドが情報発信します!

2016年5月27日金曜日

地元小学校の生徒さんと滝めぐり遠足

毎日暖かいですね。
そろそろアリたちが本格的に活動、結婚飛行を始めるので常に足元注意のこめのです。


さてさて今のシーズンは地元小学校の生徒さんが滝めぐり遠足に来てくれます。

先日来てくれた小学校は5年生の生徒さん。人数も多く、理事長とこめのでご案内。
そして今日来てくれた小学校は3年生の生徒さん。こちらはこめの一人でご案内をしてきました。

いいですよね、地元の素敵な場所を訪れる遠足。
お恥ずかしいながらわたくし小学校の頃は小坂にこんなに滝があることすら知りませんでした。
それを小学生にして知る機会を持った彼らはラッキーだ!!そんなことを思ってもらえるようなガイドを心がけてさあ、出発。

まずは先日の5年生の生徒さん。
がんだて公園ではじめの会。ひびきが懐かしい!
まさに遠足!という感じですね。この日の遠足は三ツ滝コース。コースの概要を聞いてまずはお馴染み、がんだてを間近で観察!!

地元だけど初めて来た!という生徒さんもおみえでがんだての迫力に驚いていました。

普段のツアーと違うこと、当たり前だけれども子どもが多い!解説の言葉選びが難しいですね。
普段使っている解説では退屈させてしまうだけ。お客様に合わせたガイディングというやつですね。難しい!まだまだ勉強不足です。

とはいえ自然の力はやっぱり偉大です。そのすごさ、魅力は言葉いらず。肌で感じるのが一番です!!
ガイドが使う言葉ではないのはわかっておりますが本当にその通りだと思いました。ただ新緑の中を歩き、滝のマイナスイオンを肌で感じ、足元ふかふかの溶岩台地を歩き、外でみんなでお弁当を食べる。
するとあら不思議、小坂ってすごくいいところだったんだ、とか、また来たい!とか、今度は家族で来る!なんて声が聞こえてきます。

そして極めつけはやっぱりここ。あかがねとよ・唐谷滝です。
着いた途端の歓声は何度聞いてもいいものです。それだけの魅力をもつ滝だと思います。
まだ見たことのない方、一見の価値ありだと思います!!

遠足の最後に理事長が生徒さんへ向けた言葉。
「小坂の滝は御嶽山の恵みです。御嶽山のふもとに生まれたことを誇りに思ってください。」
理事長の口から聞くとさらに重み、深みを感じます。とても素敵な言葉だと思いました。




そして今日来てくれた小学校の生徒さんは3年生。
とっても元気で終始テンションMAX!おかげさまで一緒になって声を張るので終わりには喉が痛いくらいです。
ヤッホー!!!!!!!
どんびき平ではヤッホーでその響きの良さを感じます。カエルに負けない大合唱!
お弁当も一緒に食べて質問タイム。滝や小坂の質問が飛び交いました。

熊除けのカーンもみんなに叩いてもらったところで、あかがねとよ・唐谷滝へ。

前日の雨で少し透明度は落ちますが相変わらず綺麗です!!

水にも触れて冷たさもしっかり実感!
「冷たーい!」、「きれーい!!」、「飲んでみたーい!!!・・・・?!」などなどたくさんのリアクションが返ってくる生徒さんでした。
※きれいな水ですがさすがに飲むことは遠慮してもらいました。

始めから終わりまで元気いっぱいで遠足も終了。
怪我もなく無事に帰ってこられて一安心です。
「また遊びにくるねー!」や「すごく楽しかった!あっという間だった!!」なんていう言葉をもらえて疲れも吹っ飛びました。

理事長の素敵なお言葉もちゃっかりお借りして終わりの会も終了です。



地元の生徒さんをガイドすることで私自身も気づくことがあったり、勉強になることがたくさんありました。日々勉強あるのみですね。
そして少しでも自分たちの住んでいる地域を好きになって、誇りをもってもらえるような活動をこれからもしていきたいなと改めて実感した1日でした。


記:こめの


2016年5月16日月曜日

奥山挑戦ゾーン続々オープン♪

滝開きからはやくもひと月。奥山の雪も解けいよいよ奥山挑戦ゾーンにも整備に入れるようになりました。

この週末より始まるツアーに備えて本日は奥山挑戦ゾーン・濁滝コースと観音滝コースの2本を2班に分かれて整備しました。

僕は濁滝コース整備に行ってきましたので今回は整備状況も併せて濁滝コースの内容ををご紹介!

小坂の滝めぐりコースのほとんどはコース入口は下り、出口へは登りという登山とは逆の流れになります。

とりわけ奥山挑戦ゾーン以上のコースになると下りにも登りにも言葉の頭に”激しい”が着く場合が多々あります。

数あるコースの中でも濁滝コースはいわば”マイルド”なコースです。もちろん楽というわけではありませんが。

冬の間にすっかり寝てしまった笹をお越し、落枝や落石をどけ、足元を固めながら進みます。

濁河川は相変わらず不思議な色。これより下流部にいくとあまり濁りを感じません。またこれより上流に行ってもこんな蒼さは出ません。

この中流部に特徴的なコバルトブルー。とても神秘的な色ですね。ちなみに魚類もちゃんと棲息していますよ。

濁河ブルー


気温は15度以上あるものの水温はまだまだしびれる冷たさ。水の中はまだまだ春ですね。

またコース中にはがんだて公園付近ではとうに花期を終えた草花が盛りを迎えていて季節の進行が遅いことがよく分かります。

シロバナエンレイソウ

ミヤマカタバミ


コース序盤の蒼滝・水晶滝からなる二段の滝。滝の名付け親は宍戸開さんとNHK名古屋の黒崎アナ。以前番組の取材でご案内した際、つけて頂きました。

この滝を越える行程がコース中最も緊張を強いられる場所です。

今にも石が落ちそうなガラガラのルンゼを登り、足を滑らせると数十メートル滑落するような場所を通過します。

蒼滝(10m)


この先はGOALの濁滝までは渡渉はあるものの概ね緩やか。問題は最後だけです。

滝を見た後満足感に浸って帰るとそこにはそそり立つ壁が。高低差にして約50m、傾斜は最大40度くらいある斜面をじわじわ登ります。

滝めぐりは最後がしんどい!コースによっては高低差100m以上の激昇りがあります。

作業とはいえこの登りかえしはしんどい!ただ登り切った時の達成感はそこそこあります。


今日は総勢7名、草刈り班や点検半などに分かれて一斉整備。おかげで手早く終えました。

作業といえば昼飯は飛騨名物・ケイチャン!山の中でみんなで鍋をつつきあう。これがいいんだな~。

そんなわけで着々とオープン作業は進行中。5月の定期ツアーはすでに締切ましたが、6月はまだまだ余裕あります!是非ご参加くださいね~。

記:クマ

2016年5月15日日曜日

【宿泊者限定!】小坂の郷土料理と山菜を楽しむ会 潜入レポ

連日25度を越える日が続きもう夏だ!と心の声が叫ぶ今日この頃。

ここ飛騨小坂ではまだまだ春を楽しんでいます。今日は滝めぐりではなく、小坂温泉郷のイベントをご紹介しましょう。

小坂温泉郷で密かに(!?)開催されているというリーピーター続出の噂のイベント、


「小坂の郷土料理と山菜を楽しむ会」に潜入してきました!

ちなみにこちらのイベントは湯屋温泉・下島温泉の旅館の宿泊者限定のイベントになります。

主催は小坂の炭酸泉シュワシュワ会、小坂温泉郷女将さん達が手弁当でがんばってます!

このイベントはもちろん大々的にPRはしているわけではないので「知る人ぞ知る」イベントなんです。


「毎年くるんだ~」「お昼ごはんいらないね」なんて方も。





しかしながらこの品揃えの多さは圧巻。しかもこれ全部タダ!(宿泊者限定ですよ~)

これらの山菜や野菜のほとんど全部が女将さんや地元の方が自ら採取したものなんです。


食事を済ませ会場を後にする方々の表情はみな幸せそう。うらやまし~!僕も食べたい!!

こんな贅沢なイベント他にありますか?いや~女将さんがた、太っ腹です。

食前食後の運動は会場から5分、がんだて公園で滝めぐりを楽しみましょう♪

このイベントの存在を知ってしまったあなた、是非来年はこのスペシャルイベントのために小坂に宿泊にいらっしゃいませ。

新緑の美しい季節、滝めぐりも併せて、五感で味わってくださいね~。

2016年5月9日月曜日

カフェトレッキングですよー!

本日はカフェトレッキングツアーでした。

しかし天気予報は午後から雨、ツアー中に降られたら・・・さぁ大変!ガイド陣は朝から頭を悩ませミーティング。

ミーティングの結果、溶岩台地へ直行しケーキとハンモッキングをまず堪能➝ふれあいの森に会場を移し、スイーツレクチャー の流れで話しがまとまり急きょ二部制でスタート!


まずは溶岩台地でケーキとハンモックを!!

本日のメニューはミルフィーユ♪毎回材料や道具をコンパクトにし、ザックにパッキングしてきてくださる北条シェフ、これだけの荷物がこのザックに入ってたの!?と毎回驚かされます。

アウトドアな環境とは思えない光景!

スイーツができるまでの間はハンモックを張ったり、木の枝で綱渡り(枝渡り?)をしたり、のんびりしたり・・・おもいおもいのことをして楽しみます。

折れた枝があればそこは遊び場!
ソトアソビは無限大です!想像力や発想ひとつでそこはもう遊び場!!
(もちろんケガには注意ですよ!無理はダメゼッタイ!!)


そしてお待ちかねのスイーツが完成です。

はい、どん!!

イチゴのミルフィーユ

ハンモックと一緒にどうぞ♪

すっかりお馴染みのハンモック、包み込まれる感じがたまりません。
帰りはもちろんガイドと一緒に滝めぐりも。





そして第二部はふれあいの森でスイーツレクチャー。メニューはこちら!!


チョコはなんと本物の葉っぱにチョコを塗って使います!!葉脈までくっきり!


しっかりとレクチャーを受け・・・


さぁ、みんなでやってみよう!!というわけでお客様も一緒に楽しめました。



以上、初の試みでスタートした二部構成のカフェトレッキングは大成功?でした!


このクオリティーを出すのはなかなか難しくても、おやつやごはんを外で食べるとおいしいですよね?

それも立派なカフェトレッキングなのかもしれません。

私たちガイドが提供するガイド版カフェトレッキング。。。これもまた面白そう!!

企画のネタは尽きません。



記:こめの

2016年5月7日土曜日

夏が待ち遠し!大人の夏の冒険小坂の沢登のご紹介!!Sawanobori"River trekking"

GWの賑わいも5日まで。今は静けさを取り戻しのんびりとした時間が流れるここ飛騨小坂。
気がつけば、がんだて公園周辺の新緑がまぶしく美しくなっていました。
ここ最近植物の生長が著しい。ざわざわ成長する音が聞こえてきそうな成長具合!
そんな中、がんだて公園では小さなかわいらしいヒメシャガの花も咲きましたよ~♪
御嶽山もずいぶん融雪も進み岩肌が露出している部分が日に日に増えているようです。

After golden week (Long holiday in Japan), our town,Hidaosaka, is very calm as usual.
Many plants and leaves of trees are growing day by day.
You can see beautiful scenery of Mountains which are covered with Brand new light green color leaves.
Mt-Ontake is still covered with snow, however it is melting day by day. 


新緑まぶしい巌立峡

ヒメシャガの花

残雪の御嶽(鈴蘭峠より)

さて、5月5日はこどもの日、そして二十四節季では立夏。そう夏が立ち上がったんです!
小坂の若手滝めぐりガイドのほとんどは夏と聞くといてもたってもいられなくなる病を患っています。
近々「初泳ぎしてきました!」なんて投稿も上がるかもしれませんね~。
そんな夏大好きなガイドがイチオシの夏にお勧め小坂の滝めぐりガイドツアーがこちら
Recently  the climate in this area is getting warmer.I can not wait summer season!
Now, I would like to introduce our guide program for summer season.


シャワークライミング&キャニオニングが一度に楽しめる”小坂の沢登

冷たい水の中をウェットスーツ・ライフジャケットに身を包みガンガン登ります。
GOALの大滝では滝行を体験!?帰りは滝壺へ飛び込んだりウォータースライダーを滑り下りたり
イヤというほど水と戯れることができるアクティビティーです。

This program is called "Sawanobori in osaka" Sawanobori means river trekking.
You can enjoy river trekking with wearing wet suit and life jacket. After arrived the goal,you can enjoy down river.  Jump to the pool of water falls, sliding natural slope. anyway is O.K.
 

滝壺めがけてジャ~ンプ!

滝行ジャー!

ドボーン!

深緑の中ぷかぷか気持ちよい♪



2016シーズンは6月19日(日)を皮切りに今年は9月25(日)まで期間中毎日開催しますよ~。
今年は午前・午後の一日2回開催。さらに日数限定でスペシャルコース(1Day)も新登場!
はじめての方も2回目のかたも楽しんできただけるように楽しみ方の幅を増やしました(笑)
是非今年の夏は小坂で沢登体験しにきてくださいね~!!

ご予約・お問合せは飛騨小坂200滝までE-mail hidaosaka200taki@ever.ocn.ne.jp

In 2016 season, this program can be available everyday  in the term which starts 19th June and end at  25th Sept. This year we have Special 1 day program.
Please contact us by e-mail. Address is this →hidaosaka200taki@ever.ocn.ne.jp


記:クマ
Written by Kuma"Mr.bear"

2016年5月4日水曜日

GW後半戦開始です!

GW前半のがんだて公園の来場者数は連日400名を超えGWらしい賑わいを見せています。

後半戦もスタートし、500名を超える日も出ています。GW本番といったところでしょうか。

しかし今年のGWは飛び石連休という事もあってかピークらしいピークが無くまんべんなく散らばっているため

例年起こる駐車場不足は緩和されていて非常にスムーズに流れています。気持ち的にもゆったり過ごしていただけています。

ガイドツアーの方も連日開催中です。たまたまなのか昨今のインバウンドの急増を受けてか、

連日海外のお客様が一組はガイドツアーにいっらしゃるという今までにない現象が起こってます。

本日は下呂市観光課のアテンドでイギリスからのライターをご案内。

昨夜の雨のおかげで普段よりもボリュームアップした滝を見ることができました。

おまけに快晴。木漏れ日すらまぶしい沢筋のハイキングではAmazing! Beautiful! が連発!

やはりこの美しさへの反応は万国共通(!?)輝き溢れる渓谷美を堪能して頂きました。

煌めく渓谷美

からたに滝も近寄れないほどのド迫力。


これから新緑は深緑へと向かう事でしょう。日を追うごとに目まぐるしく変わる色彩はまさに一期一会。

GWもまだまだ継続中。溶岩台地の森でのんびりハイキングツアーもまだまだご利用頂けます。

またGW明けの9日、12日は大好評のガイドプログラム、カフェトレッキングもまだまだ空きございます!

是非飛騨小坂へ遊びに来てくださいね~!!

記:クマ