御嶽山の麓のまち・飛騨小坂。小坂の滝めぐりを展開するNPO法人飛騨小坂200滝の若手(?)ガイドが情報発信します!

2016年4月30日土曜日

待ちに待ったGW!

いよいよ始まりましたね、ゴールデンウィーク!
なにやら10連休になる方々もおみえのようで・・・まさにゴールデンな大型連休ですね!

がんだて公園も本日11時現在、すでに駐車場整備が出ております。

天気も良く、まさにお出かけ日和!!

のんびりハイキングのツアーにご参加のお客様もショートコース、レギュラーコースに分かれ出発です。
ツアー前に小坂のことをちょっとだけ予習中・・・
がんだてを前にその大きさを体感!
近年耳にする機会が増えましたね、インバウンド。小坂の滝めぐりでも外国人のお客様が少しずつですが、確実に増えております。
本日もアメリカ人のお客様がご参加くださっております。

ゴールデンウィーク中もまだツアーの空きがございます!詳しくはお問合せくださいませ。


そして春は新緑の季節!日に日に緑が濃く、鮮やかに変化していくのがわかります。

新緑の遊歩道
あっ!ツアーのお客様がおみえです!
よく探すとかわいい花も見つけられますよ。

タチツボスミレでしょうか、かわいい花です。
シロバナエンレイソウも花が咲いてます

一昨日の雨で三ツ滝も水量が多く迫力があります!


そして最後に食べ物の話題で締めくくりましょう。

がんだて茶屋で今年も始まりました、アマゴの天ぷら!そしてさらにタラの芽やコンテツ!!

揚げたてを楽しめますよ~♪

山菜も春ならではですね
ただこちら、数に限りがあるそうです。なくなり次第終了のようですのでお早めに!


記:こめの







2016年4月24日日曜日

賑やかな週末

うららかな春の陽気に誘われてこの週末の飛騨小坂はあっちもこっちも人でたくさん!

道の駅では飛騨小坂はなもも祭りが開催され、朝から大入り大盛況でした。

そんな中ビジターセンターではすっかりおなじみ(?)となったTaki-tonbo(たきとんぼ)の体験教室を実施。

たくさんのKidsに楽しんで頂きました。着々と竹とんぼを地域に浸透させています(笑)



一方がんだて公園もガイドツアーのお客様で大賑わい。下呂市民ツアーではファミリーからご年配の方までみんなで滝めぐり。

身近な市内の自然にも大変感動してみえた様子。好評につきまた秋にも企画したいと思います!



また他方では静岡県より20名を超える団体様でハイキングを楽しんで頂きました。

僕はとというと、のんびりハイキングツアーショートコースをご案内。

元気で素敵なファミリーとご一緒させて頂きました。溶岩台地の野点会は特にみなさん満足して頂けたようでした。



小ネタとしていつも持ち歩いてるハンモックは子供達に大人気。二人で乗ってまるで枝豆のようでかわいらしいですね。




多くの人から頂く活気で自分自身も、この町もみなさんから元気を頂きます。

GWはきっともっと多くのお客様がここ、飛騨小坂にお越し頂けることでしょう。たのしみ♪

みなさんおご来訪おまちしていま~す!






2016春!カフェトレッキングのお知らせ

2016春のカフェトレッキングのお知らせです。


Cafe Trekking

アウトドアでカフェしませんか?

下呂市の名店、ジークフリーダと緑の館、それぞれと小坂の滝めぐりがコラボした豪華企画!

森の中で癒されながらハンモックにゆられケーキやコーヒーを味わう贅沢な時間を演出します♪

山登りや滝めぐり未経験の方も大歓迎!年に数回のプレミアムチケットをぜひ!!!

森+ケーキ+コーヒー+ハンモック=贅沢な時間!!

開催日 平成5月9日(月)  ケーキメイン (ジークフリーダ)
             平成5月12日(木) コーヒーメイン (緑の館) 

時間 AM9時がんだて公園出発、PM1時がんだて公園解散(昼食は含みません)
    
定員 各回限定 7名様

料金 一般参加・おひとり様 7,000えん
    飛騨ビト(下呂市・高山市・飛騨市・白川村)・おひとり様 5,000えん
    ※夫婦、家族割引あります。詳しくはお問い合わせください。

持ち物 リュックサック(大きめのもの)、雨具、マイカップ、マイフォーク・スプーン など

お申込み・お問い合わせ
下記お電話もしくはメールにてよろしくお願いいたします。
 NPO法人飛騨小坂200滝
 TEL:0576-62-2215 FAX:0576-62-2818
 E-mail:hidaosaka200taki@ever.ocn.ne.jp


一切の妥協を許さないシェフのこだわりをアウトドアでも!
※写真はイメージです。
コーヒーはもちろん挽きたてを味わいます。
ハンモックで過ごすのんびりとした時間は格別ですよ~

4月24日現在、まだ空きはございます!!
ご予約の方はお早めにどうぞ!!


記:こめの

2016年4月23日土曜日

明日4月24日(日)はなもも祭り開催です!

おはようございます。
最近暖かいというより暑い!なんて感じる陽気ですね。

さてさて、イベントのお知らせです。
明日、4月24日(日)ははなもも祭りが開催されます。

各種バザーもあります。見頃を迎えたはなももを楽しみながらのんびりするのはいかがですか。
現在の様子

ビジターセンターでは滝めぐりの案内や沢登りの動画を流したりしてます!!

また、小坂の地域おこし協力隊の牛丸職人に来ていただき、今流行り(!?)の竹とんぼならぬTaki-tonboのワークショップをやっちゃいます。
あなただけのTaki-tonbo作ってみませんか? ※体験料:おひとり様 500円





ビジターセンター付近もぞくぞくと生き物が動き出しています。探して楽しんでみてはいかがですか(^^)
ベニシジミでしょうか。蝶もよく見るようになりました。
ヨツボシオオアリ、昨日結婚飛行が見られました。
ぜひビジターセンターへも遊びに来てくださいね~。

記:こめの





2016年4月17日日曜日

滝開きました!!


天気は大荒れ、まさに滝のような雨と風の中でしたが、本日、滝開きの式典を行いました。

お足元の悪い中、野村誠市長をはじめ多くの来賓の皆様にご出席いただき、無事に式典を終えることができました。

滝めぐりの安全を祈願して


また、本日最後のご公務としてご出席いただきました野村誠市長は、小坂の滝めぐりが岐阜の宝もの認定を受けた平成20年より本日まで市長をお勤めくださいました。式典では観光協会から花束の贈呈もあり、まさに、「小坂の滝めぐりに始まり、小坂の滝めぐりで終わる。」様々なご支援を頂きました。


式典が終わったとたん日が差して晴れ間がのぞきました。滝や水に関係するツアーが多い我々にとってこの雨は降るべくして降ったのだと自分に言い聞かせます。ようは気持ちの持ちようです!この雨を縁起の良い雨にしてしまえばいいのです。。。はい!!

2016年もいよいよシーズンの幕開け!
より一層、皆様を楽しく安全にツアーにお連れできるよう努めてまいります。
春夏秋冬それぞれに魅力のある小坂にぜひ遊びに来てくださいね!!





さてさて、話しは変わりますが昨日はのんびりハイキングツアーがあり、東京からお越しのお客様をご案内しました。
毎日違う変化を楽しめるのが自然のいいところですが、特に春はその違いを感じられます。
昨日咲いていない花が今日は咲いてる!!や昨日より明らかに新芽が伸びてる!!なんていう発見をガイド自身も楽しみつつツアーは進みます。
溶岩台地のふかふかを足で感じながら歩きます
どんびき(ヒキガエル)も冬眠から覚め恋の季節?!
唐谷滝の迫力に魅入っております

フデリンドウを発見!咲くのが楽しみです
これからは新緑の美しさや花がどんどん増える時期。まだまだ楽しみは尽きません♪


そして最後に現在のはなももの様子を!


きれいなはなももを見に、現在もたくさんの方々がおみえです。
来週24日にははなもも祭りが開催されますが、満開のはなももが楽しめるのではないでしょうか♪


記:こめの






2016年4月12日火曜日

【最新情報】濁河エリアも春めいてきましたよ~!

飛騨小坂(道の駅はなもも)の今朝の気温はなんと2度!寒の戻りです。

暖かい日が続いていたのでこの寒波は堪えます。

おなじ小坂町の中でも標高1800mの濁河エリアはいかに?ということで連休も控えているのでコースの点検へ。



標高1400mを越えたあたりから残雪がみえ始め標高1800mの温泉街には道には雪は無いものの

日陰にはそれなりにまとまった量の雪が見受けられます。とはいえ例年のこの時期にしては少な目。

濁河に到着し、まずは材木滝コースから。コース起点は全く雪は無い。
コース起点の様子。雪皆無!

林内には多少凍結した残雪があるもののアイゼンなどは必要ない程度なのでステップを選んで歩けば問題ないです。

懸念していた急階段にも残雪は無し。とはいえ急傾斜なので雪が無くても転倒に注意が必要ですけどね。
急な下り階段


滝壺へ到着!相変わらず材木滝は爆風の飛沫をとばしていました。滝壺の周囲は飛沫が凍ってつるつる!近寄らないほうが身のためです(汗)
材木滝(23m)


材木滝コースは帰りがしんどい!急斜面の登り返しを息も切れ切れで昇りつめると汗だく。

朝はマイナス近くに下がっても日中はここも10度前後。やっぱり春ですね。

さて、材木滝コースの点検を終えてその足で原生林遊歩道へ。こちらは遊歩百選に選ばれた癒しの道。

ところどころ雪は有るけどこちらも問題なくあるけます。もちろん部分的に凍結しているので注意は必要。

トウヒ・コメツガなどの亜高山帯の針葉樹林の巨木の合間を抜ける気持ちの良い小道です。


遊歩道の終点は御嶽登山口。そこから仙人滝をめざします。分岐はご覧の通り雪まみれ。

ちょっとした標高差と斜面の向きの差でこんなにも積雪に影響があるんですね。


仙人滝まではかなり踏み固められた雪面なので軽アイゼンがあったほうが安全です。

仙人滝もすっかり氷が解け冬の終わりを告げていました。


仙人滝を後にし登山口へ戻りその足で白糸の滝、緋の滝も点検。

緋の滝には厚い氷柱がまだ残っているのが確認できました。もうアイスクライミングはできないですね。


連休までにはまた随分と解氷が進みもっと歩きやすくなることでしょう!

ただ濁河エリアは連休でも雪が降ったり凍結したりする可能性があるので注意が必要です。

お出かけの方は最新情報を確認して装備を用意のうえお出かけくださいね~。

それにしても今日はよく歩いた(汗)高地トレーニングを積んでガイドハイシーズンに備えてます!

みなさんのご来訪おまちしていま~す♪

記・クマ

2016年4月8日金曜日

続々開花中!春本番に向けて整備も加速。

ここ飛騨小坂でも日中の最高気温が20度近くになる日が続いています。

この陽気に、ついに桜も開花。小坂で一番早い川井田の桜は4月5日に開花。平年より5日早い開花でした。

そしてはなももも開花!ピンク色の花はどうやら開花が一番早いようで可憐に咲き誇っています。

桜の満開はもう時間の問題ですね。はなももについては24日のはなもも祭りの頃にはピークを迎えることでしょう。

かわいらしいピンクのはなもも
山には白いタムシバ(コブシの仲間)が競い咲きました。花弁は白く大きくまさに拳のよう。白い花が山肌にまぶしいです。

その一方で山の木の花の中には華やかではないけどひっそりつつましく咲くものもあります。

今日も根尾の滝への遊歩道整備に行くと道端に見つけました。クロモジという低木で和菓子の楊枝につかわれる樹木です。

とても小さな黄色い花。花が落ちると若葉が出てきます。(写真で先端にあるとがった部分)

この匂いが何とも言えず爽やかでアロマオイルにもなるくらいです。

クロモジの花
奥山もだんだんと季節は春に向かっているようですね。季節の前進に合わせて僕たちの整備作業も進んでいきます。

本日も総勢10名2班に分かれてがんだて公園周辺を整備。若手は根尾滝遊歩道へ。

大岩を掘り起こして平にならしました。


冬の間崩れ落ちた石や土砂を除け、歩きやすく整備してきました。

例年雪の影響で大きく崩れるところもありますが今年は雪が少なく目立った崩落もなく

スムーズに整備は進み、前から気になっていた大きな石を取り除くこともできスッキリ♪


根尾の滝

根尾の滝は昨日までの雨で大水量!来るたびに表情が変わるのも滝めぐりの楽しみのひとつ。

さて、春本番。ここ良い陽気に誘われお出かけしましょう。

みなさんのご来訪おまちしてま~す!!

記:クマ

2016年4月3日日曜日

【滝めぐりコース紹介】もっとも親しみやすい♪三ツ滝コース

4月1日よりフルオープンした三ツ滝コース。小坂の滝めぐりの中でも、もっとも優しく親しみやすいコースです。

先日点検に行ってきましたが気持ちの良い散歩(?)になりました(笑)

コースの点検に行ったことを記事にしようかな?って考えましたがよく考えてみればこちらのコース

あまりに身近なコースゆえ、しっかりコース全体を紹介する機会が無かったので

先日の点検の様子も踏まえて今日は三ツ滝コースの見どころをご紹介しましょう!

がんだて公園を出発し渓流沿いの三ツ滝遊歩道を進むこと約5分足らず。

まずはじめに出会う滝。三ツ滝(三段22m)赤色が特徴の滝見橋からは2段目までがみえます。

橋のたもとには毎日ガイドがマイナスイオンの数もカウントして表示しているのでそちらも注目!


三ツ滝(下段5m中段11m)

ここからは階段の連続。約300段の登り階段!途中三ツ滝不動で小休止。ここで初めて三段目を観瀑できます。

さらに1段高い場所へ急登の階段を登ると絶景が待っています。

三ツ滝上段(6m)の滝壺が最高に美しい!
三ツ滝の最上段を上から眺めるこのポイントがイチオシ!

時期にもよりますが10時~11時の時間帯には滝壺に光が差し込みエメラルドグリーンに輝くんです。

タイミングと運が良い方にのみ出会える絶景ですね♪

遊歩道を昇り詰めると三叉路に出会います。三ツ滝コースは周遊がおすすめなので溶岩台地に

登る、旧御嶽登山道をチョイスします。山腹をつづら折れに登っていく登山道を20分ほどかけ

ゆっくり登ると無理なく登れますよ。上り詰めたその先が溶岩台地。そして御嶽登山道1合目。

ここでベストフォトスポットをご紹介。1合目より100mほど進んだ場所。開けて気持ちのいい

撮影スポットです。季節ごとに表情が変わるのでいろんな時期に訪れたいですね。

溶岩台地の森

くるぶしまで埋まるほどの落ち葉

驚くほど真っ平らな溶岩台地にまっすぐ伸びる小道を鼻歌まじりに進みます。

途中森の動物にお知らせするための鐘があるので叩いて進みましょう。

のんびり30分ほど歩くとどんびき平へ到着です。どんびきとは”ひきがえる”の方言です。

6月になると池にたくさんのどんびきが集まることからこのように名づけられました。

湿原・どんびき平
4月下旬には水芭蕉が、その後も湿原特有の植物、花が時期によって咲きます。

トンボも沢山飛び回り水辺の多様な生態を観察する事ができますよ。

でもやっぱりここではヤッホーをして頂きたい!森の木立に反響してまるでホールに居るような感覚を味わってみましょう。

道に従って溶岩台地を下ります。すると対岸に渡る立派な歩行者用の橋に出会います。



しもべり橋
今の時期は葉が全くないので谷底まで丸見え。結構高度感があるので高所恐怖症の方にはお勧めしません(笑)

これも葉の無い晩秋~早春限定の光景。しもべり橋を渡り切って対岸の林道をからたに滝方面に少し下ったところから

上流をのぞいてみましょう。しもべり橋の下には大きな渕が見て取れます。これもかつて滝があっただろうとされる名残。

滝はないけど取り残された滝壺


葉が茂るとほとんどその存在に気づかない期間限定の景色です。 深いエメラルドグリーンが美しいですね。

林道は根尾滝方面への車の往来があるので注意して歩きましょう。

しもべり橋から10分強歩くと左から唐谷が合流します。ここでトイレがあるのでトイレ休憩もいいでしょう。

からたに滝・あかがねとよは林道からちょろっと下れば出会える手軽な滝です。

手軽とはいえ、その美しさ、迫力は小坂の滝、216ヶ所の中でも特に秀逸な2つの滝です。

あかがねとよ(14m)
あかがねとよ(14m)ではなんといってもその水の色に目を奪われることでしょう。

今までさんざん美しい水の色を見てきましたがここは別格です。滝壺の中の石が白く、

光を反射するため幻想的な水色をみせてくれます。また時期によっては滝本体は涸れるものの

滝壺には伏流した水がこんこんと湧き出て静かな水面でさらに美しいブルーを見せてくれます。

そのブルーの美しさにかの有名な青の洞窟をも彷彿とさせるような美しさがあります。
からたに滝(15m)


一方、本流に懸るからたに滝は対照的に大迫力!落差は15mと、そんなに高さがあるわけではなけれど

一気に本流の水を叩き落し轟音を響かせます。また、滝全体が溶岩流の柱状節理で構成されているので彫刻のように美しいです。

この滝では是非見て頂きたい光景があります。それは季節にもよりますが13時~15時ころ

滝に向かって光が差し込むとかなりの確率でしぶきに虹が映し出されることがあります。

水量、光の加減によっては非常にくっきりとした半円系のレインボーに出会えることもあります。

2時に虹・(にじににじ)と覚えるとよいでしょう(笑)

からたに滝を後にして、林道へ戻ります。ここからがんだて公園までは約1時間の林道歩き。

とはいえ川の流れを足元に見ながらの1時間なので変化に富んでいるため飽きません。

夏は樹林におおわれ渓谷からの冷気でと~っても涼しくて夏だという事も忘れるほど!?

ということで1周約5km、3時間もあればのんびり散策できるコースです。

ガイドが居なくても手軽に回れるコースなので季節を変えて何度も訪れてみると変化を楽しめます。

三ツ滝コースリンクはこちら →   ※ウェブではひめしゃがの湯からの出発になっています。

り初めての方にお勧めなのはガイドと一緒に三ツ滝コースを回る溶岩台地の森でのんびりハイキングツアーですね。

これからも間を見て不定期にコース紹介していきたいと思います!次回をお楽しみに~。

記:クマ